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W杯日本代表から学ぶ [マネの目]

W杯サッカー日本代表の試合は幕を閉じた。


昨夜、パラグアイと対戦。0-0で(3PK5)で敗戦した。

日本代表は相手と劣らない戦いをし、日本からの応援に十分に答えていたと見えた。

パラグアイ戦の視聴率は57.3%(ビデオリサーチ、関東地区、延長前半13分までの数値)、瞬間最高視聴率は、前半ロスタイムの午後11時46分で64・9%だった。その前の試合の方が60%台で高かったがそれでも非常に高い数値である。それだけ国民は日本代表に注目した。

感覚で言うと、60%の視聴率を出すのは昔の紅白歌合戦やスポーツでいうとWBCくらいに相当します。

大会前の練習試合では負け越して現地入りし、マスコミでは「岡田ジャパンダメじゃない?」くらいまで言われながらも勝ち抜き、決勝トーナメントまで進出した。

その戦い方が互角の戦いをし、
攻められながらも、攻め返し、
イエローカード2枚目を食らう選手が2名出てもその試合に賭ける気持ち、
勝つという気持ちが伝わる戦い、
戦い抜くチカラ
選手の集中力
が、国民の気持ちを動かしたのだろう。

岡田監督は最後のインタビューでも、悔しさの反面、チカラがここまでだったという真摯なコメント。
その後、今日のニュースでも「おそらく、もうやることはないと思う」と話し、今大会限りで代表監督を退く意向を表明した。
岡田監督の「美学」を象徴しています。

テレビの解説者も言っていましたが、「監督・コーチ陣もよくここまでがんばった。ありがとう。」と。
あまり聞かないコメントが発せられた。つまり、普通だったら、「選手よくがんばった」というのはあるが、監督・コーチ陣にまでエールを送られるのはなかなかないことです。(皆無ではありませんが)

長谷部キャプテンは「負けて悔しいけど、この選手たちと戦えてよかった。これからもJリーグの応援も宜しくお願いします。」と。これも24歳では言えないコメントでした。
Jリーグもなかなか大変なところにあるのは事実だが、この場で言えることというのがすばらしい。気配りが本心としてわかりやすく、しらじらしくなく言葉だった。


勝負の神様はパラグアイに降りてきたが、日本代表という誇りを持った試合を見せてもらえた。


野球でもいえることだが、選手達は、
同じ価値観を持って、
同じ目的を持って、
闘争心を持って
いいゲームをすることが自分たちの喜びにもなるし、それが必然的に観客やファンにまで伝わってくるもの。

戦略・戦術は監督が責任を持って司令塔となって指揮を執る。それに対して選手も応え、勝利が生まれるものだと思う。

参加できる喜びというのも大切だが、参加して、どう戦ってくるか、どんなゲームをしてくるかを
イメージして、それに向けて選手たちもトレーニングや練習の繰り返し(訓練)をしていかなければ、感動はないものだと感じた。



最近、スポーツ・政治・経済においても明るいニュースがない中で、いい名勝負を見れて嬉しかった。


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